従来の治療は、関節の炎症による痛みを和らげる「対処療法」が中心でした。
しかし「生物学的製剤」の登場により「対処療法」から
できるだけ健康な人に近い状態で日常生活を送れるようにするための治療法が中心になっています。
これを可能にしたのが、「生物学的製剤」です。
生物学的製剤は、バイオテクノロジー技術を駆使して開発された新しい薬で、生物が産生した蛋白質を利用して作られています。
この生物学的製剤は、関節組織を破壊する原因物質が働かないようにする効果があります。
今日本で使われているリウマチの生物学的製剤の商品には
レミケード
エンブレル
ヒュミラ
アクテムラ
などがあります。いずれも患部に注射をして使います。