肩こりの裏に隠れた重大疾患
肩に問題はなくても、内臓など他の箇所が原因で肩こりが起こる事があります。
「ただの肩こり」
と思いきや、実は重大な疾患が裏に潜んでいたということがあります。
もしどんなに揉んでも楽にならない場合は、疑うべきでしょう。
肩以外の原因で、最も考えられるのは内臓系の疾患です。
狭心症、心筋梗塞、膵臓炎
心臓が原因の場合、血流が一時的に悪化し、左肩や腕に痛みを感じます。
膵臓炎は左の肩や背中に痛みを感じます。
脳出血、くも膜下出血
このような脳疾患の前兆として、肩こりや頭痛が起こることがあります。
肺結核、胸膜炎
呼吸器系の疾患の場合、肩や背中の奥から胸にかけて痛みを感じる事があります。
尿管結石
尿管や腎臓にある石が動くことで筋肉が緊張し、肩や首にこりや痛みが出ることがあります。
胆石・胆嚢炎
みぞおち、または右肩から肩甲骨にかけて、痛みを感じることがあります。
生理不順
生理不順になると、肩や首がこることがあります。
また更年期になると女性ホルモンが減少し、肩こりなどの不定愁訴が出やすくなります。